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庭をレンガでおしゃれにしたいけど、自分でできるかな?
今回はこんな悩みにお答えします。
自分で庭にレンガを敷いてちょうど3年が経過しました。
素人なりにネットで調べてやりましたが、今のところなんの問題もなさそうです。
なので今回はHamuがDIYでレンガを敷いた方法をご紹介します。
こんな方におすすめ
・自分で庭にレンガを敷きたい方
・時間が経過しても問題ない工法でレンガを敷きたい方
・レンガを敷くにあたってどんな道具が必要か知りたい方
・低コストで庭にレンガを敷きたい方
DIYで庭におしゃれなレンガを敷く方法【下準備】
まずは完成形をイメージしよう
どのような庭にしたいのかをイメージします。
もちろん自分でやるので途中で変更はいくらでも可能です。
ですがその分お金と時間を浪費してしまう可能性が高くなるので、できるだけ詳細な完成形のイメージを作りましょう。
レンガを敷く時に必要なもの
資材、材料
レンガを敷くといっても必要なものはもちろんレンガだけではありません。
今回Hamuが使った材料をご紹介します。
材料を無駄なく使うために正攻法でないものもありますが、3年経過して今でもなんの問題もありません。
ですが、同じ方法で施工する場合はあくまで自己責任でお願いいたします。
レンガ
一口にレンガといってもサイズも種類も値段も様々です。
Hamuはベルギーレンガという種類のものを購入しました。
砕石(砂利)
砕石はレンガの下地に使用します。
庭の規模にもよりますがかなりの量使うので重いです。
重いのが苦手な方はホームセンターの配送を利用するかネットで買って家に配送してもらった方がいいです。
Hamuの家は元々砂利が敷いてあったのでそれをそのまま再利用しました。
砂利と砕石の違いですが、砕石の方がカクカクして尖った形をしています。
レンガの下地で使用する際に地面を固めるために使用するのですが、その時転圧をします。
転圧については後で説明しますが、カクカクした砕石の方が転圧がしやすいのです。
Hamuの庭にあった砂利は比較的カクカクしてたので大丈夫でしたが、丸い砂利の場合は再利用せず砕石にしたほうが良いでしょう。
上記の様な砂利は転圧に向いておりません。
モルタル
使用しない場合もありますが、Hamuは端部の固定の為に「インスタントモルタル」を使用しました。
モルタルとは砂とセメントに水を混ぜたものです。
通常は砂とセメントを別々に購入しますが、インスタントモルタルは最初から配合されたものです。
水を入れて混ぜるだけなのでとても便利ですが別々で買うよりやや高くなります。
モルタルも非常に重いのでホームセンターで買う場合配送をお願いするか、ネット購入をおすすめします。
目地砂
レンガとレンガの間に目地砂を入れて固めます。
Hamuは別工程で固まる砂を使用したので、目地砂も固まる砂を使用しました。
道具、工具
スコップ、シャベル
穴を掘ったり砕石をならしたりするのに使用します。
小さなシャベルもあると便利です。
転圧機(器)
転圧機(器)は地面を固めるのに使用します。
転圧工程をないがしろにすると、時間が経ってきて仕上がり面が沈んだりするなどのトラブルが起こります。
転圧機器や方法はいくつかありますが、Hamuは建機屋さんでプレート式転圧機をレンタルしました。
電動式の転圧機を使用すれば間違いないですが、車が乗ったりしなければそこまでする必要はないと思います。
機械に頼らない方法としては2つほどあります。
・重量コンクリートブロックを使って固める
コンクリートブロックじゃなくても平べったくて重いものならOKです。
・タンパーを使う
タンパーとは手動で転圧するための道具です。
ゴムハンマー
レンガの高さを調節するのに使用します。
金ごて、目地コテ
モルタルをならしたりレンガとレンガの間(目地)を調整するのに使います。
なくてもいいですがあると便利です。
モルタルを練るための桶
なくてもいいですがこちらもあると作業が楽になります。
水平器
仕上がり面の水平をとるために使用します。
長め(300㎜)と短め(150㎜)2つあると便利です。
その他の細かい資材
・水糸
水平に沿った糸を張ると作業効率が上がります。
・釘
木工用とコンクリートに打てるものを用意するといいかもです。
水糸を張る時に使用します。
・1ⅿくらいの木材
土や砕石をならしたりするのにあると便利です。
水糸を張る時にも使用します。
次項はいよいよ施工です。
DIYで庭におしゃれなレンガを敷く方法【施工】
最初にも言いましたが、正規のやり方と少し違っている部分があります。
施工後1年が経過して今のところ問題はありませんが、同じやり方を実践する場合は自己責任でお願いいたします。
土の転圧
まず既存の砂利を撤去して(工程は省きます)土を露出させました。
出てきた土面がかなり凸凹だったので転圧を行いました。
型枠を作ったら砂利をひいて転圧
ある程度全体の転圧が終わったら、施工したい部分だけ型枠を作って囲いました。
その上に砂利を敷いていきます。
砂利は4~5㎝程の厚さにしています。
ちなみに左上の写真上部にコンクリート部分がありますが、そこに高さを合わせてレンガを施工していきます。
砂利を敷いたらまた転圧します。
レンガを敷いて端部をモルタルで固める
まずだいたいの位置でレンガを仮置きします。
位置が決まったら端のレンガから位置と高さを決めてモルタルで固めていきます。
端々が決まったら水糸を張って、糸に合わせてレンガを1個づつ決めていきます。
水平器も使って隣のレンガとの水平も測りながらレンガを決めます。
上から見るとこんな感じです。
端部のモルタルが露出していて大丈夫か?と思うかもしれませんが、周りに土を入れたので問題なしです。
土を入れるとこんな感じ。
目地砂を入れて固まったら完成
目地に固める砂を入れていきます。
ちなみに上の写真の手前側のスペースも固まる砂を使用しています。
固まる砂はコンクリートより扱いやすいので便利ですが、強度はそこまでありません。
人が歩いたりする分には問題ないです。
DIYで庭におしゃれなレンガを敷く方法【まとめ。掛かった費用や日数など】
これで完成です。
最初にも書きましたが、3年経って沈んだりといったトラブルも一切なくいい感じです。
掛かった費用
他の部分も並行して施工したのでざっくり計算ですが、
掛かった費用
・レンガ=44個×98円=約4400円
・転圧機レンタル=約2500円/1日
・モルタルや砂=ざっくりですがレンガ部分だけなら2000円くらい
合成8900円程でした。
砂利は既存のものを使ったのでタダ。
その他の工具は元々持っていたり、お隣さんに借りたりでコスト0に抑えることができました。
ありがたや。
掛かった時間
レンガ部分だけなら頑張れば1日、かかっても2日でできます。
以上となります。
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